2009年5月11日の日記「脳出血患者と脳脊髄液減少症患者」

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2009年5月11日

3月のことなんだけど
急に思い出したので書いておこう 〆(^^;

2月中旬、父が脳出血で倒れ救急車で総合病院に搬送された。

2~3日後のことだったかな
病院で父の様子を見てきた長女が言った

「じいちゃん、ママみたいになっとる(-”-;)」

二女・三女・長男の反応

「え゛っ… ( ̄Д ̄;)」

「マジでぇ!?」

「う゛わぁ~」

そのリアクションはどういう意味やねん\(--;

つまり、脳脊髄液減少症で寝たきりで
言語障害や思考力理解力低下状態にあった私の症状と
(あった?いや、過去形じゃなくて今も多少はあるんだけど…)

脳出血で倒れた父の症状が
とてもよく似ているというのだ。
母や長女にワケのわからんことばかり言うって( ̄ ^ ̄;

私「こんなんが二人になったら大変じゃなぁ(^^;」

3月になってから私は初めて父のところに行った。
知人の車で母と一緒に。

病室に行くと私の顔を見るなり

父「何もないんで。」

私「は?何がないん?」

父「何もないんよ。」

私「(?_?)」

ベッドの上で体を起こして座っている父は
思ってたより元気そうで口調もはっきりしている。

父「簡単なことはしゃべれるんじゃが、他のことがよいよわからん。」

やっぱ、はっきりしゃべる。

でも…
人のなまえ、物のなまえ、地名など、固有名詞が出てこない。
私の名前も出ない。

私「ボケたもん同士でまともに通じるかねぇ…( ̄▽ ̄;)」

その後のワケのわからない言葉をなんとかつなげると
『頭の中に空洞がある』と言いたいんだ…ということがわかった。

父は自分の頬をさする仕草をしながら

「女の人がこぉにぃしてくれちゃった。」

“女の人”とは看護師さんのこと。
言語障害で「看護師」が言えない。
男か女かはわかるらしい。(その間にいる人は知らんけど)

私のことは「女の…子ども」
女で自分の子どもという意味だ。

NYの弟は「遠くの…えっと(すごく)遠くの男の子ども」
東京の弟は「遠くの…男の子ども」
はっきり憶えてないけど、確かそんな感じの言い方してたと思う。

他は身内の女性は「女」で、男性は「男」
病院では看護師さんはほとんど「女の人」
1人だったか男性の看護師さんもいて「男の人」
でも、お医者さんも男性だから「男の人」

私「看護師さんに髭剃ってもらったん?」

父「おう、そうよ。女の人がようしてくれてんじゃ。」

(看護師さんによく世話をしてもらってると言いたいんだ。
 それが仕事なんだけど…)

私「そりゃあ、母ちゃんよりはようしてくれてじゃろ。」

母から報告受けてたから状態はある程度把握できていた。
でも、思ってることが言葉にできないことがかなりもどかしいらしい。
上手くしゃべれないとちょっと照れ笑いのような表情をしたり…

父「ちょっとまともに言えることもあるんよ。
  そこだけ聞いたもんはまともなんか思うてじゃけ困る。」

うん、うん、脳脊髄液減少症の私もそれはよくわかるよ。

でも、口から出る言葉は
「父ちゃんはしゃべれんくらいがカワイイけ、ちょうどいい。」とか
「はよ元気になってくれにゃあ、母ちゃんの守りがしんどい。」とか(^^;

母と私を連れて行ってくれた知人は
「強い精神力の方ですから、すぐに回復されますよ。」
気を使って励ましてくださってるつもりなんだろうけど…

父の様子を見て、
これはかなり深刻な状態だなと
毒を吐きながらも感じた私。

ただ、
時間はかかっても完治に近い人もいるわけだから
悲観はしてない。
それと同時に、必要以上の期待もしてない。

病気の種類は違うけど
私も脳の障害の当事者として父の気持ちがわかる部分が大きい。
症状を受け止めるしかない。
無理せず生活してほしい。
もちろんやりたいことやれることがあれば
支障のない範囲でいろいろやってくれればいいとは思うけど
なんかまた無理しそうで怖いんよね。

娘の心は複雑だ。。。

それにしても、病体は違うけど
やはり共通点はあるように感じた。
自分が患っている脳脊髄液減少症のことも
いくら説明を読んでも実はイマイチ理解できてない私。
脳出血のことを言われても何がなんだか…(--;

長女は説明してくれたけど、早速忘れたし…( ̄ 。 ̄~

父もよく忘れる。
同じことを何度も言う。
時には感情的になり不機嫌にもなる。
でも体は早い段階でしっかりしてきたようだ。
はじめの頃は
手足が痺れたり動かしづらかったりしたようだけど
幸い麻痺することもなく

私「杖貸そうか?」

父「そがぁなもんはいりゃあせん。」

私よりしっかり歩ける。
私のような体中の痛みなどの様々な症状はないようだ。

でも、言語障害は残り
思ったことを言えないときは
頭の中で他の言葉を用意してそれを代用する。
それは私にもよくあることなのでわかる気がする。

こうやってパソコン使えることもあるけれど
しんどいときは脳みそが疲れたような思考停止のような
そんな変な感じにもなるんだろうな…

少しずつだけど長々と打ったわりには
相変わらず上手く説明できない私。
忘れてしまったこともいっぱいあるような気がするし…

脳出血と脳脊髄液減少症の症状の似ているところを
もっと上手く書けたらいいんだけどなぁ。
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